ディーヨフォーラム

Welcom to Diyo Forum

資料原文より

 DIYO FORUM(デイーヨ・フォーラム)

 DIYO(デイーヨ)とは、神前に供える油皿に紙縒(こより)を置いて灯す明かりのことで、闇の中にある人々を導く小さな希望となることを願ってネパールの村人が、この名前を付けた。
現地の事務所はネパールのシンデュパルチョーク郡トカルパ村に置き、日本での窓口は栃木県芳賀町祖母井在住の半田好男が行っている。
活動は、村人の自立を促進することを目的としたものを行っている。
主な活動は、識字教室、職業トレーニング、教師トレーニング、学校施設改善補助等の教育関係であるが、ハンディのある村人支援、農業支援等広がりを見せている。体にハンディのある村人よるカレンダー作成と販売は,収益を手数料として支払うことで、ハンディの村人に収入の道を開くことをねらいとしている。

 活動は、半田が平成3年より2年間、青年海外脇力隊(理数科教師)としてネパールの村に派遣されてからはじまる。彼は、ほぼ自給自足の村で教師をしたが、学校へ来られない子供や教育を受ける機会に恵まれなかった大人が大勢いて、その多くは女性であることが分かる。貧困、家族構成、農地の広さ、知識不足、山岳地域等の地理的な条件等いろいろな原因が悪循環し、そのひとつの側面が識字に現れている。
そこで、「女性には教育は必要ない」という考え方を変える事を目的に、本来の仕事の後に夜間学校を開設することにした。
実施したところ、10代から50代の生徒達が暗い夜道をせっせと通い熱心に学習に取り組んだ。読み書き以外に、日常生活の衛生指導、病気にかかったときの対処法など、生活改善を目指した内容を取り入れた。
予想以上に、村人からの反響があり、2年目には教室の数を増やした。
半田の協力隊貝としての任期終了の日が近づくが、夜間学校を何とか続けていきたいという村人の強い要望があり、ネパールにNGOを組織して、平成5年に帰国。
当初は、資金のあてのない出発で活動継続は困難な状況であったが、心温まるご支援をいただき、多くの人達に支えられる形でデイーヨが灯されている。

 一方、ネパールとの関わりを続ける中で、援助することの難しさもある。
ネパールにとって日本からの援助は大変魅力的で必要以上の依存心を高めがちである。できることは村人達で努力し、どうにも解決できない部分を援助していくことが、村人の意欲向上につながると考えている。要求されるままに、物質面の援助だけをするのは、こちらの自己満足に過ぎないこともあり、最終杓に相手に依存する気持ちを高めてしまい、不満や不幸を解消できないと感じている。なかなかうまくいかないこともあるが、村人の自助努力を促す援助方法を心がけている。

 個人的なネパールの村人との交流は少しずつ広がり、平成6年から長野県駒ヶ根市・飯島町・宮田村・中川村の4教育委員会による中学生海外研修へと結びつき、平成8年、ネパールの村の中高生徒を同市町村に招くまで交流は深まっている。同年冬、栃木県青年海外協力隊OB会主催で若者を対象としたスタディーツアーを実施。平成9年に、ミシンを使って縫製指導を行う。

 活動は地道であるが徐々に認められ、半田は,世界青年会議所よりTOYP大賞(Contribution to children,World peace and/or human right)を受ける。
日本では10年ぶり4人目の受賞。
授賞式はフランスのカンヌで行われた。

日本での窓口:
〒321−3304 栃木県芳賀郡芳賀町祖母井775ー2 コーポ峰203 
半田好男
電話/FAX 028−677ー1116
e-mail: yoshi@lancenet.or.jp